apt インストール手順 Since: 2003.10.07
Last: 2004.03.10

■aptとは
aptとはDebian GNU Linux用に開発されたパッケージ管理システムである。パッケージ間の依存関係を自動的に解決する機能を持つため、Redhat Linux系に採用されているRPMより使い勝手が良いことが特徴である。また、Redhat Linuxに採用されている有料の自動アップデート機能(up2date)と同等の処理を行うことができる。
本来はDebian用のツールであるが、Redhat系ディストリビューションに対応したバージョンが公開されているため、up2dateを使用せずにRedhat系ディストリビューションのアップデートを行うことが可能である。

■環境情報
OS: Redhat Linux 9.0
apt: 0.5.5

■入手先
apt 配布元: http://apt.freshrpms.net/
注意: 使用するディストリビューション毎にRPMパッケージ化されているため、使用環境に適したパッケージを入手すること。

■インストール手順
rpmパッケージを取得する。

wget http://ftp.freshrpms.net/pub/freshrpms/redhat/9/apt/apt-0.5.5cnc6-fr1.i386.rpm
wget http://ftp.freshrpms.net/pub/freshrpms/redhat/9/apt/apt-0.5.5cnc6-fr1.src.rpm
wget http://ftp.freshrpms.net/pub/freshrpms/redhat/9/apt/apt-devel-0.5.5cnc6-fr1.i386.rpm

RPMパッケージを展開する。

rpm -ivh apt-0.5.5cnc6-fr1.i386.rpm

warning: apt-0.5.5cnc6-fr1.i386.rpm: V3 DSA signature: NOKEY, key ID e42d547b
Preparing... ########################################### [100%]
package apt-0.5.5cnc6-fr1 is already installed

■確認
以下の書式でコマンドでインストール状況を確認。

rpm -qa | grep apt

■Proxy設定
Proxy越しにaptを使用する場合には以下の環境変数を指定する。
以下をコマンドとして実行すれば一時的な設定として有効化する。
設定の恒久化をする場合は~/.bashrcまたは~/.bash_profileに記述する。

export http_proxy=http://[IP Address]:[Port]
export ftp_proxy=http://[IP Address]:[Port]


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