2009年12月20日 ???

SSD RAIDによる仮想マシン環境の強化

このサイトを動かしてるサーバも含め、計6台程度のサーバを仮想マシンでまかなっています。

現在の仮想マシン用サーバのシステム構成は以下となっています。

CPU : AMD PhenomII 905e
RAM : 8GB
HDD : 500GB x4 RAID5

現行の構成では、Linuxサーバであれば6台程度の仮想マシンを余裕で維持できるのですすが、Windowsサーバは稼動できるというレベルでは2台まで、実用では1台までが限界です。

CPU / RAMの使用状況を見る限りではまだ余裕があり、ストレージ周りがボトルネックとなっていることは以前より把握していたため、この問題を解決するための方策をこの一年練ってきました。

検討の結果、30GB程度の容量のSSDを複数台束ねてRAIDアレイを構築し、高速なストレージが必要となる仮想マシンと、低速なストレージでも性能が出せる仮想マシンを分離させる方針を取ることとしました。

この環境を構築するために検討した、以下の事項について複数回に分けて書いてみます。

1. ドライブの搭載数の上限と対策
2. RAIDレベルについての検討
3. 冗長化/バックアップ体制について