2009年12月20日 ???
年末の清掃
早いもので今年ももう年末です。
大掃除の一環でサーバの清掃を行いました。
SuperMicro製の筐体は前面から吸気して背面に排気する構造をしているため、人の生活に伴い発生する綿埃を吸気と共に吸い込んでしまいます。これを何もせずにそのままで使うと、前面から吸い込まれた埃が筐体内に蓄積してしまうため、吸気ファンには金網のエアフィルターを取り付けて埃が筐体内に進入することを防ぐ様に改造して使っています。
フィルターにはブロックされた埃が溜まるため、これを放置すると吸気効率の低下による冷却性能の低下が発生し、最悪の場合は半導体の焼損につながります。
これを防ぐために定期的に掃除をするわけですが、SuperMicro製の筐体は稼動中であってもファンの取り外しが可能なため、掃除の際にもサーバを停止させる必要がありません。
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以下が掃除の手順となります。
まずは、レールに沿って筐体を引き出します。
次に筐体の蓋を開けます。
吸気ファンはHDD設置スペースの後ろに4機並んでおり、専用のプラスチックシャーシの中に収める構造となります。
エアフィルターは筐体の内部側(吸気した風が吹き付けられる側)に取り付けていますので、ファンのシャーシを筐体から外し、さらにエアフィルターを外します。
エアフィルターの裏側には一年分の埃がへばり付いています。
特に湿気を含むということも無いため、掃除機で吸い取るだけできれいになります。
吸い取りきれない埃はフィルタの裏側からエアーダスターを吹き付けて落とします。
フィルターの掃除が終わったファンを取り付けます。
最後に、フィルターでは防ぎきれずに筺体内蓄積した埃をエアーダスターで吹き飛ばし、掃除機で吸い取ります。