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Windows Server 2003におけるシステムドライブの複製方法。
以下の手順はハードウェア構成は変更しない状態で、OSをインストールしたHDDを物理的に交換するなどの場合に使用できる方法です。これはシステムドライブの性能不足解消・劣化対策などで使用することが前提の方式となります。
本手順を使用した状況は以下となります。
| OS | WindowsServer 2003 R2 SP2 |
| M/B | Jetway ATOM-GM1-330 |
システムドライブの複製にはOSが持つミラーボリュームの機能を使用する。
これを実現する前提は以下の2点である。
1. 複製先のHDDを接続し、OSを起動する
2. [コンピュータの管理]→[記憶域]→[ディスクの管理]を開き、複製先のHDDをダイナミックディスクに設定する
3. 複製元のパーティションを選択し、右クリックメニューから[ミラーの追加]を選択
4. ミラー先として複製先のHDDを指定
5. パーティションが自動生成され、複製が始まる
6. 複製が完了した段階でシステムをシャットダウンする
7. 複製元のHDDを取り外し、システムを起動する
8. 複製先のHDDからOSを起動させる
9. [コンピュータの管理]→[記憶域]→[ディスクの管理]を開き、起動したディスクと外したディスクのミラーを解除する