目次

概要

RAID1構成のLinuxRAIDリカバリ手順。
本ドキュメントの作業状況は以下となる。

1. 160GBのHDD 2台によるRAID1構成 2. 時々片側のHDDが異音を発し、システムがハングアップする障害が発生 3. 同容量のHDDが無かったため、200GBのHDDと交換することとした

ディスクの交換

物理的な交換作業となる。
二度手間を回避するため交換するHDDを抜いた後、ブートローダーが起動するすることを確認してから新しいHDDを取り付けた。

パーティションの作成

OS起動後、/proc/mdstatよりRAIDアレイが片側のみで動いていることを確認。

# cat /proc/mdstat 
Personalities : [raid1] 
md0 : active raid1 hda1[0]
     488768 blocks [2/1] [U_]
     
md1 : active raid1 hda3[0]
     77928896 blocks [2/1] [U_]

追加したHDD(/dev/hdc)にパーティションを作成する。

fdisk /dev/hdc

ディスクのサイズが異なるため、シリンダ数での容量指定では異なるサイズのパーティションが作成される。
全く同じサイズのパーティションを作成することは困難なため、元よりもやや大きいサイズのパーティションを作成する。

  • 元のパーティション状況
       Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
    /dev/hda1   *           1         970      488848+  fd  Linux raid autodetect
    /dev/hda2             971        4939     2000376   82  Linux swap / Solaris
    /dev/hda3            4940      159560    77928984   fd  Linux raid autodetect
  • 交換したディスクのパーティション状況
      Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
    /dev/hdc1   *           1          61      489951   fd  Linux raid autodetect
    /dev/hdc2              62         311     2008125   82  Linux swap / Solaris
    /dev/hdc3             312       24321   192860325   fd  Linux raid autodetect

各領域を作成したあと、/boot領域にはブートフラグを立てる。

RAIDアレイの再構築

mdadmコマンドを使用して、作成したパーティションをRAIDアレイに組込む。

  • /dev/md0へのパーティション追加
    # mdadm /dev/md0 --add /dev/hdc1
    
    mdadm: added /dev/hdc1
  • /dev/md1へのパーティション追加
    # mdadm /dev/md1 --add /dev/hdc3
    
    mdadm: added /dev/hdc3

RAIDアレイのリビルドが開始される。

# cat /proc/mdstat 
Personalities : [raid1] 
md0 : active raid1 hdc1[1] hda1[0]
     488768 blocks [2/2] [UU]
     
md1 : active raid1 hdc3[2] hda3[0]
     77928896 blocks [2/1] [U_]
     [>....................]  recovery =  0.3% (243328/77928896) finish=31.9min speed=40554K/sec

ブートローダのインストール

新たに追加したディスクに対してブートローダをインストールし、ブート可能な状態とする。

  • grubのコンソールを起動する
# grub
    GNU GRUB  version 0.97  (640K lower / 3072K upper memory)

 [ Minimal BASH-like line editing is supported.  For the first word, TAB
   lists possible command completions.  Anywhere else TAB lists the possible
   completions of a device/filename.]

grub>


grubの対話型インターフェイスよりgrubのインストールを行なう。

  • /dev/hdaをhd0として定義する
    grub> device (hd0) /dev/hda
  • grubのrootパーティションを指定する
    grub> root (hd0,0)
     Filesystem type is ext2fs, partition type 0xfd
  • grubをインストールする
    grub> install /grub/stage1 (hd0) /grub/stage2 p /grub/grub.conf
  • grubを終了する
    grub> quit

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Last-modified: 2008-11-18 (火) 23:32:53 (3896d)