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ネットワーク機器の仮想化

このページは2010年6月に宅内サーバの9割を仮想化した段階で、次のステップとして考えたネットワーク機器の仮想化に関する覚え書き&独り言です。
途中で飽きて放置するかもしれませんが、現段階でできるところまでチャレンジしてみます。

そもそもは、ルータのソフトウェア実装を探した事に端を発して、ネットワーク機器相当の機能を実装したソフトウェアを使い、高価なアプライアンスを使わずにネットワークを構築できないかと考えたことが始まりでした。
ネットワーク機器を仮想化できれば、極端な話としてブレードサーバ一式と仮想化環境があれば他の機器は一切必要のない環境を構築でき、結果として故障率の低下・機器保守費用の削減などで効果が上がります。
特に個人宅や小規模企業では、高価なアプライアンスを導入することは困難(そして故障時には泣くことになる)であることから、これらのソフトウェア実装を仮想化環境で使用できるメリットは大きいと思われます。

仮想化を検討すべき対象

一口にネットワーク機器と言っても様々なものがありますが、大きく分けて以下を検討の対象としてみます。

  • L2スイッチ
    ESXi上にある仮想スイッチはL2相当であるため、これは何も考えずに実現できます。また、メーカー製のソフトウェア実装も存在します。

    Cisco Nexus 1000V

  • ルータ
    これは古典的なLinuxルータでも代用できますし、ルータに特化したソフトウェア実装も存在します。

    Vyatta

  • ロードバランサ
    ロードバランサは複数の機能を持つ機器の総称ですが、負荷分散・冗長化・SSLラッパーなどの機能が相当します。カバー範囲の違いでL4とL7に分かれますが、リバースプロキシ製品などので代用できるかと思われます。

    ◆L4実装
    pound

    ◆L7実装
    UltraMonkey-L7


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Last-modified: 2010-08-10 (火) 15:06:33 (5005d)