改行の置換

目次 †

改行コードの置換方法 †

改行コードの置換はsed、awk、perlなどで実現できるが、コマンドラインから使用する場合にはperlが最も扱いやすい。
UNIX標準のコマンドで行う場合にはtrが最も汎用性が高い。

perlの場合 †

perlは\nにて改行コードを指定することができる。

• 改行を削除する

  perl -pe 's/\n//g'

• 文字列ABCの後に改行を入れる

  perl -pe 's/ABC/ABC\n/g'

• ファイル内の改行コードを削除し、別ファイルに書き出す

  cat [InputFile] | perl -pe 's/\n//g' > [OutputFile]

trの場合 †

trにて改行コードを置換する場合、LFは\\012（最初の\はエスケープシーケンス）として指定する。

• hogeを改行コード(LF)に置換

  tr "hoge" \\012 

• ファイル内の文字列"/>"を改行コードに変換し、別ファイルに書き出す

  cat [InputFile] | tr "/>" \\012  > [OutputFile]

sedの場合 †

sedで改行コードをあらわすには、エスケープシーケンスの後に改行を入力する。

• 改行を削除する

  sed "s/\[ENTER]
  [ENTER]
  //g"

• 文字列ABCの後に改行を入れる

  sed "s/ABC/ABC\[ENTER]
  [ENTER]
  /g"