起動タイミングの調整
http://extstrg.asabiya.net/pukiwiki/index.php?%B5%AF%C6%B0%A5%BF%A5%A4%A5%DF%A5%F3%A5%B0%A4%CE%C4%B4%C0%B0OS起動タイミングの調整について †
複数台のサーバにてシステムを構築した場合、一斉起動時にタイムラグをつけて起動させたい場合がある。
ActiveDirectoryにてドメインを構成している場合などは、DCサーバを最優先で起動させ、DCが立ち上がった頃に他のサーバが起動する形が望ましい。
Windowsのブートローダーに設定を加えることでこの動きを実現させることが可能である。
設定手順 †
Windowsのブートローダー(NTローダー)は以下の箇所より設定が可能である。
[マイコンピュータ]のプロパティ ↓ [詳細設定]タブ ↓ [起動と回復]欄の[設定]
[起動と回復]ウィンドウの上半分がブートローダーの設定となる。
- ブートローダーを表示させる ブートローダーを表示させるには、起動時の選択項目が最低二つは必要である。通常は現在稼動しているOSのみが表示されているため、[編集]ボタンを押して表示されるNTローダーの設定ファイルにダミーの項目を追記し、複数の起動選択肢がある状況を作り出す必要がある。
- ブートローダーの表示時間設定
[起動と回復]ウィンドウ上の[オペレーティングシステムの一覧を表示する時間]項目で値を入力する、もしくは[編集]ボタンで表示される設定ファイルの[timeout]欄に秒単位で数値を入力することで、起動までのインターバルを設定することができる。
- 例
[boot loader] timeout=300 default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS [operating systems] multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Microsoft Windows XP Professional" /fastdetect /NoExecute=OptIn multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="no boot dummy"
Last-modified: 2007-03-19 (月) 02:26:54 (6543d)