CentOS 6 サポート終了後のリポジトリ変更

目次

概要 †

CentOS6のサポート終了によりリポジトリのURLが変更となることにへの対応。

手順 †

CentOS-Base.repo †

viを用いて、以下のURL書き換えを行う。

• /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

  %s/^mirrorlist/#mirrorlist/g
  %s/^#baseurl/baseurl/g
  %s/mirror.centos.org/vault.centos.org/g

• /etc/yum.repos.d/epel.repo

  %s/^mirrorlist=http/mirrorlist=https/g

• SSL問題
  http://vault.centos.org/ は https://vault.centos.org/ にリダイレクトされるが、TLS v1.2 以上での接続が必須。 CentOS 6 の openssl は TLS v1.2 に対応していないので、エラーになる。
  
  baseurlを、httpで接続できるミラーサイトに変更する必要がある。

  http://ftp.riken.jp/Linux/centos-vault/
  http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/CentOS-vault/
  http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/centos-vault/

パッケージの除外 †

外部リポジトリを使用している部位でバージョン不適合が発生する場合には、特定パッケージのアップデートを抑止する。（注：正しい解決方法ではない点に注意）

• /etc/yum.comf

  exclude=[パッケージ名]*

• sample

  exclude=pacemaker*