DNSサーバをクラウド上に設置する
http://extstrg.asabiya.net/pukiwiki/index.php?DNS%A5%B5%A1%BC%A5%D0%A4%F2%A5%AF%A5%E9%A5%A6%A5%C9%BE%E5%A4%CB%C0%DF%C3%D6%A4%B9%A4%EB目次
目的 †
自前インフラ(都内2拠点)においてWebサーバを運用している関係から、DNSサーバの維持は必須事項であるが、以前より以下の不安点が存在した。
これらの問題を解消するため、クラウドサービス上にDNSを設置する方向を模索する。
- 1. 冗長性
家庭用電源とコンシューマ向け機材で構築されたインフラであることから、停電や機器故障による機能停止によりDNSサービスが停止する可能性がある。
- 2. サービス継続性
プロバイダが攻撃を受けた際に、攻撃対象となったDNS(UDP/53)を全て遮断する暫定処理が取られ、外部からの名前解決が行えなくなった。
要件 †
2016年現在、数多のクラウドサービスが提供されているが、これらの中から以下の要件を満たすサービスを探すこととした。
- 1. 信頼性が高い
- 2. グローバルIPを固定的に使用できる
- 3. 運用費用が低い
- 4. 操作性が既存システムに近い
比較検討 †
サービス名 | 無料範囲 | 月額 | 固定IP | システム構成 | 提供元 |
Amazon Web Srvice | 開始から1年間 | 2円/h(約1,500円/月) | 1個まで無料 | t2.micro / CPU 1core / Mem 1GB | Amazon |
Cloudn | なし | 1円/h(月額上限 約500円) | プラン vQ / CPU 1core / Mem 0.5GB | NTT Communications |
Last-modified: 2016-08-06 (土) 13:04:39 (3083d)