仮想化
目次
ESXi上で稼働させてたWindows Server仮想マシンを移行する手順。
事前準備†
ドライバのダウンロード†
PROXMOXの準仮想化I/O(VirtIO)を使用するためには、専用のドライバが必要となる。
以下のサイトからISOイメージをダウンロードする。
Red Hat VirtIO
ESXiをストレージとして登録†
PROXMOXにESXiをストレージとして登録。
移行手順(Windows10、Windows Server 2019)†
仮想マシンのインポート†
ESXi上で仮想マシンを停止します。
仮想マシンの移行†
ESXiのストレージから仮想マシンを選択肢、[インポート]を実行すると構成の読み込みが行われる。
- 1. [全般]にて移行先のストレージを選択
- 2. [詳細設定]を開き、以下の設定を行う
- ディスク
VirtIO-SCSIの準備 | チェックを入れる |
SCSIコントローラ | VirtIO SCSI single |
- CD/DVDドライブ
- ネットワークインタフェース
MACアドレス | auto |
モデル | VirtIO(準仮想化) |
ブリッジ | 接続先のネットワークを指定 |
一意のMACアドレス | チェックを入れる |
- 3. [インポート]ボタンを押下
- 4. インポートの完了後、仮想マシンを起動
仮想マシンの設定†
- 1. 仮想マシンにRed Hat VirtIOのISOイメージをマウントする
- 2. ログイン後、[サーバマネージャ]を起動
- 3. [ツール]→[コンピュータの管理]→[デバイスマネージャ]を開く
- 4. ネットワークインターフェースを選択し、「ドライバソフトウェアの更新」を選択
- 5. [コンピューターを参照してドライバソフトウェアを検索します]を選択
- 6. Red Hat VirtIOのISOイメージをマウントしたドライブを選択
- 7. [次へ]を押下し、ドライバをインストール
- 8. [サーバマネージャ]の[ローカルサーバ]を選択
- 9. イーサネット欄のインターフェイスを選択
- 10. インターフェイスのプロパティからアドレスを付与
画面解像度が変更できない場合†
ディスプレイデバイスの設定が「既定」「標準VGA」「VMware互換」などを指定しても、解像度が変更できない場合の対策。
- 1. 仮想マシンにRed Hat VirtIOのISOイメージをマウントする
- 2. virtio-win-gt-x64.msi を実行し、ドライバをインストールする
- 3. 仮想マシンを停止する
- 4. 仮想マシン設定の画面にて[ハードウェア]→[ディスプレイ]を選択し、[編集]ボタンを押下
- 5. [SPICE(qxl)]を選択
- 6. 仮想マシンを起動する
- 7. ログイン後、解像度を変更する
移行手順(Windows7)†
仮想マシンのインポート†
ESXi上で仮想マシンを停止します。
仮想マシンの移行†
ESXiのストレージから仮想マシンを選択肢、[インポート]を実行すると構成の読み込みが行われる。
- 1. [全般]にて移行先のストレージを選択
- 2. [詳細設定]を開き、以下の設定を行う
- ディスク
VirtIO-SCSIの準備 | チェックを入れる |
SCSIコントローラ | VirtIO SCSI single |
- CD/DVDドライブ
- ネットワークインタフェース
MACアドレス | auto |
モデル | e1000 |
ブリッジ | 接続先のネットワークを指定 |
一意のMACアドレス | チェックを入れる |
- 3. [インポート]ボタンを押下
- 4. インポートの完了後、仮想マシンを起動
移行手順(Windows3.1)†
仮想マシンのインポート†
ESXi上で仮想マシンを停止します。
仮想マシンの移行†
ESXiのストレージから仮想マシンを選択肢、[インポート]を実行すると構成の読み込みが行われる。
- 1. [全般]にて移行先のストレージを選択
- 2. [詳細設定]を開き、以下の設定を行う
- ディスク
VirtIO-SCSIの準備 | チェックを入れない |
SCSIコントローラ | LSI 53C895A |
- CD/DVDドライブ
- ネットワークインタフェース
MACアドレス | auto |
モデル | VMware vmxnet3 |
ブリッジ | 接続先のネットワークを指定 |
一意のMACアドレス | チェックを入れる |
- 3. [インポート]ボタンを押下
- 4. インポートの完了後、仮想マシンを起動