HightPoint RAID ManagerはHightPoint社製RAIDカードの制御用プログラムである。
このプログラムを用いることでアレイの状態監視・構築・リビルドなどのRAIDコントローラのBIOS上でのみ可能な作業がOS上から行なうことができるようになる。
RAID ManagerはWeb版、X Window System(GUI)版、コンソール(CLI)版の3種類が準備されており、本ドキュメントではWeb版の導入と操作手順を扱う。
kernel: 2.6.15 RAID Manager(Web版): 1.2 Device: HightPoint RocketRAID 1820A(SATA 8ch)
HightPoint社のサイトにて配布されているバイナリパッケージを取得し、下記要領にてインストールを行なう。
wget http://www.highpoint-tech.com/BIOS%20+%20Driver/HRM/Linux/WebGUI-Linux-1.2-1-0818.tgz tar xfvz WebGUI-Linux-1.2-1-0818.tgz rpm -ivh hptsvr-https-1.2-1.i586.rpm
上記手順にて/usr/bin/hptdaemonがデーモンとして常駐し、自動起動の設定が行われる。 デーモンを常駐させ、Webブラウザより下記URLにアクセスする。
https://[IP Address]:7402/
下図のログイン画面が表示されるため、初期UID/PWにてログインを行なう。
UID:RAID PW:hpt