Linuxkernel 2.6系 コンパイル手順
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入手先 †
- kernel.org
http://www.kernel.org/
- 2.6系kernel
http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.6/
kernelソースの取得と展開 †
以下の手順で最新のkernelソースを取得し、所定の位置に展開してリンクを張り直す。
cd /usr/src wget http://www.kernel.org/pub/linux/kernel/v2.6/linux-2.6.15.tar.gz tar xfvz linux-2.6.15.tar.gz rm linux ln -s ./linux-2.6.15 linux
ディストリビューション付属kernelからの設定引き継ぎ †
ディストリビューションに含まれているkernelは独自のチューニングが施してある為、現行環境を維持する為には設定を引き継く必要がある。
kernelの設定ファイルである.configをコピーし、makeコマンドにて設定の読み込みと設定内容の整合性調整をを行なう。
cd /usr/src/linux cp /usr/src/kernels/2.6.9-22.EL-i686/.config ./ make oldconfig
新しいkernelにて追加された項目が表示されるため、必要なものを有効化する。
現状を維持する場合は全てEnterにて飛ばしても構わない。
kernelパラメータの設定 †
kernelパラメータの設定を行う。パラメータの設定はテキストベース、テキストメニューベース、Xベースの3パターンがあるため、使用環境に適したものを用いて設定を行う。
- テキストベース
make config
- テキストメニューベース
make menuconfig
- Xベース
make xconfig
コンパイルとインストール †
kernelパラメータの設定が完了した後、コンパイルとインストールを行う。
make make modules_install make install
以上の手順で/boot配下に新しいカーネルがインストールされ、GRUBの設定が更新される。
Last-modified: 2008-01-17 (木) 10:53:38 (5916d)