仮想化

目次

エラー対処集

PROXMOXの運用で発生するエラーの対処方法。

仮想マシン関連

TASK ERROR: can't lock file '/var/lock/qemu-server/lock-xxxx.conf' - got timeout

何らかの原因でロックファイルが残ってしまい、仮想マシンに関連する操作全般が失敗する場合に発生するエラー。
このエラーが発生する操作としては以下を確認済み。|

対処方法

別のノードに仮想マシンをマイグレーションすると解消する可能性が高い。

原因の推察

参考記事からクラスタ構成組んだ環境において発生し、ノードを再起動することで解消していることが説明されている。
このことから、本事象の本質はノード内でのロックであると思われることから、ノードを変更することで状態がリセットされると思われる。
ノードの再起動は影響範囲が大きいことから、マイグレーションでも解消出来ないかを検証した結果、多くの場合は解消するという結果が得られた。

尚、本事象にはじめて遭遇したのは、仮想マシンの仮想ディスクを異なるストレージに移動させる処理においてである。 その際には、ストレージ側の負荷から応答性能が低下しており、これにより何らかのタイムアウトが発生してロックファイルが残存したと推察される。
この様な、基盤側の問題によりソフトウェア処理が想定外の終了した場合に発生する事象と考えられることから、様々なパターンで上記の事象が発生すると思われる。

ERROR: online migrate failure - remote command failed with exit code 255

仮想マシンを別のノードにマイグレーションしようとした際に発生するエラー。

原因

移行元と移行先のQEMUのバージョンが異なる際に発生。
特に、移行先のバージョンが古い場合に発生する。

対処方法

ノードのQEMUのバージョンを合わせるためのアップデートを行う。

サブスクリプション関連

TASK ERROR: command 'apt-get update' failed: exit code 100

PROXMOXのエンタープライズ向けサブスクリプションを登録していない場合に発生するエラー。
aptのデフォルト設定がエンタープライズ向けリポジトリを参照しているために発生する。

対処方法


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Last-modified: 2025-03-16 (日) 23:22:22