目次
ESXi5.xからはRTL8111系のドライバが含まれるため、ESXiのインストールを行うと即使用可能となる。
Relateck RTL8111シリーズのNICは正式サポートされていないが、有志作成のドライバが存在する。
独自に検証した範囲では、これらのドライバを使用することでNICを認識させ、仮想マシンを外部と接続させることが可能だが、以下の問題が発生することを確認している。
各バージョンに適したパッケージが以下で配布されている。
http://www.vm-help.com/esx/esx3i/customize_oem_tgz.php
Adds support for Realtek 8168/8111C Ethernet adapter (this oem.tgz is based on Community Unified oem.tgz v1.1.0). May have performance issues.
http://www.vm-help.com/esx40i/customize_oem_tgz.php
Adds support for Realtek 8168 / 8111 NICs and the Intel P55 SATA (8086: 3b22) controller
→RTL8111/8168 and P55 integr. SATA Ctrl. (AHCI) for ESX 4
→RTL8111_8168_P55_integr_SATA_Ctrl.(AHCI).oem.tgz
インストール後の導入方法が不明なため、インストール前にインストーラに仕込む方法で利用する。
1. 配布サイトからファイルをダウンロード
2. ダウンロードしたファイルをoem.tgzにリネーム
3. USBメモリへのインストール手順に従い、ESXiのダンプイメージを取り出す
4. WinImageにてダンプイメージを開く
(ディスク0のパーティション.サイズ:255984MB を選択)
5. イメージ内のoem.tgzをダウンロードしたファイルと差し替える
6. USBメモリよりESXiを起動させる