AD環境下でWSUSを使用するグループポリシーの設定手順。
1. [Active Directoryユーザとコンピュータ]を開く
2. ポリシーを設定するOUのプロパティを開く
3. [新規]ボタンを押し、任意の名称でポリシーを作成する
4. [編集]ボタンを押し、作成したポリシーの設定画面を開く
5. [グループポリシーオブジェクトエディタ]画面にて以下の階層に進む
[コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]-[Windows コンポーネント]-[Windows Update]
ADが構築されていない環境では個々の端末にWSUSサーバを参照する設定を行う必要がある。
設定方法はレジストリの編集(regedit.exe)、レジストリファイルの読み込み、グループポリシーの編集(gpedit.msc)、の三種類があり、必要に応じて使い分けることとなる。
以下のキーにWindows Updateの設定情報を入力する。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\windows\WindowsUpdate
設定項目は以下となる。
また、以下のキーにはWindows Updateの動作を設定することが可能である。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\windows\WindowsUpdate\AU
このキーをエクスポートし、他のPCにエクスポートすることで設定の展開を容易化することが可能となる。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\windows\WindowsUpdate] "WUServer"="http://WSUSサーバ" "WUStatusServer"="http://WSUSサーバ" [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\windows\WindowsUpdate\AU] "UseWUServer"=dword:00000001 "NoAutoUpdate"=dword:00000000 "AUOptions"=dword:00000003 "ScheduledInstallDay"=dword:00000000 "ScheduledInstallTime"=dword:00000003
基本的な操作手順と設定箇所はAD環境時と同様のため割愛。
環境固有の作業はMMCのテンプレートを読み込ませる箇所のみとなる。
以降はAD環境と同じ手順となる。