監視システム(NMS)

目次

概要

ZABBIX AgentをVyatta(VyOS)へインストールする際の手順。
VyOSはDebian GNU Linuxをベースとしているため、debian用パッケージを使用してインストールする。

インストール手順

リポジトリの追加

Zabbixの配布元よりリポジトリパッケージを入手してインストールする。

  • パッケージインストール
    wget http://repo.zabbix.com/zabbix/2.2/debian/pool/main/z/zabbix-release/zabbix-release_2.2-1+squeeze_all.deb
    sudo dpkg -i zabbix-release_2.2-1+squeeze_all.deb  
    sudo apt-get update 

Zabbix Agentと関連コマンドのインストール

zabbix-agentと同時に、送受信を手動実行できるzabbix_senderzabbix_getをインストールする。

  • パッケージインストール
    sudo apt-get install zabbix-agent zabbix-get zabbix-sender 
  • 起動設定
    sudo insserv zabbix-agent,start=2,3,4,5
    sudo insserv zabbix-agent,stop=1,6

Zabbix Agentの動作設定

/etc/zabbix/zabbix_agentd.confに設定を行う。
代表的な設定項目は以下。

Serverパッシブ監視を行うZABBIX Serverのアドレスを設定。Zabbixサーバの送信元アドレスが複数存在する場合にはカンマ区切りで複数を設定可能。(最大2000文字分まで登録可能)
ServerActiveアクティブ監視を行うZABBIX Serverのアドレスを設定。複数のZabbixサーバを設定することも可能だが、それら全てにアクティブ監視の結果が送信される。同一サーバを複数登録すると、ログ監視にて同じ内容の行が多重に送信されるため注意すること。
HostnameZABBIX Serverに登録したホスト名を設定。
HostnameItemシステムのホスト名を登録するホスト名に指定する場合にはこちらを使用する。(HostnameItem=system.hostname)
EnableRemoteCommandsリモートコマンドの有効化設定。(0=無効、1=有効)

Zabbix Agentの起動

Zabbix Agentを手動にて起動する。

sudo service zabbix-agent start


起動後、/var/log/zabbix/zabbix_agentd.logに以下のログが記録される。

19397:20131019:201504.232 Starting Zabbix Agent [NMS]. Zabbix 2.2.x (revision xxxxx).
19402:20131019:201504.235 agent #3 started [listener]
19400:20131019:201504.234 agent #1 started [listener]
19401:20131019:201504.235 agent #2 started [listener]
19403:20131019:201504.235 agent #4 started [active checks]
19399:20131019:201504.235 agent #0 started [collector]

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Last-modified: 2015-05-03 (日) 02:19:55 (3275d)