リモートコマンドの設定 のバックアップ(No.1)
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- 1 (2009-11-25 (水) 11:16:31)
目次
リモートコマンド設定 †
障害発生時に自動実行させるコマンドの設定。
設定はzabbix-agend、sudo、zabbixサーバの三箇所に行う。
監視対象側の設定 †
- リモートコマンドの有効化
初期設定状態ではリモートコマンド機能は無効に設定されている。
/etc/zabbix/zabbix-agent.confの下記行のコメントアウトを外すことで、リモートコマンドを有効化できる。
EnableRemoteCommands=1
設定を反映させるため、zabbix-agentdを再起動する。
/etc/init.d/zabbix-agentd restart
- sudoの設定
zabbix-agentdの実行ユーザにてコマンドを実行できるようにsudoの設定を行う。
# visudo
実行するコマンドに合わせて以下の設定を行う。zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/sshd # sshの起動・停止を行う場合 zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/vsftpd # vsftpの起動・停止を行う場合 zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/apachectl # apacheの起動・停止を行う場合
ZABBIXサーバ側の設定 †
ZABBIXサーバのWebインターフェイスから以下の設定を行う。
管理アカウントにてログイン後、[設定]→[アクション]を開き、[アクションの作成]を押す。
[名前]:任意の名称を設定 [イベントソース]:トリガーを設定 [計算タイプ]:コンディションの演算子指定(and/or、or、and) [コンディション]:動作条件の設定(*後述) [オペレーション]:動作内容の設定(*後述) [ステータス]:アクションの有効/無効
- コンディション設定
サービスの再起動を行う場合は以下のコンディションを設定する。(sshd停止時に再起動する場合)
トリガー = "Sshd is not running on Host" トリガーの深刻度 = "軽度の障害"
- オペレーション設定
サービス起動コマンドの指定は以下の書式にて行う。
[HOST]:sudo /etc/init.d/sshd start
ZABBIX 1.4では空白を含むホスト名を指定するとエラーとなる。(2008.11.05)