目次

概要

GateOne Serverのインストール手順。
GateOne ServerはWebインターフェイスにてSSHクライアントを提供するWebアプリケーションで、Pythonにて記述されている。

環境情報

OSCentOS 6.4Linux version 2.6.32-71.el6.x86_64
Python2.6.6python-2.6.6-37.el6_4.x86_64
GateOne1.1-1gateone-1.1-1.noarchnt

インストール手順

パッケージ取得

以下のパッケージをダウンロードする。

パッケージインストール

以下の順番でインストールを行う。

rpm -ivh tornado-2.4-1.noarch.rpm
rpm -ivh python-ordereddict-1.1-2.el6.noarch.rpm
rpm -ivh gateone-1.1-1.noarch.rpm

GateOne Serverは /opt/gateone/ 配下にインストールされる。

起動

以下のコマンドにてサーバを起動させる。

/etc/init.d/gateone start


起動すると以下のプロセスが常駐する。

python /opt/gateone/gateone.py --pid_file=/var/run/gateone.pid


OS起動時の自動起動を行う場合は以下の設定を行う。

chkconfig gateone on

アクセス方法

Webブラウザより以下のURLにアクセスする。

https://[Server IP]

エラー対処

起動しない

必要なコンポーネントが不足していると、起動スクリプトは正常終了するがプロセスが起動しない事象が発生する。
切り分け方法として、GateOne Serverを手動起動することで確認できる。

  • 手動起動方法
    # python /opt/gateone/gateone.py --pid_file=/var/run/gateone.pid

アクセスできない

ブラウザからアクセスした際にソケットにアクセスできない旨のエラーが延々出続ける事象が発生することがある。
これは設定に記述されたURLとは異なるFQDNからGateOneにアクセスした際に発生する。
対処として、server.confにアクセスを許可するFQDNを追記することで解消できる。

  • /opt/gateone/server.conf
    [変更前] origins = "http://localhost;https://localhost;http://127.0.0.1;https://127.0.0.1
    [変更後] origins = "http://localhost;https://localhost;http://127.0.0.1;https://127.0.0.1;[許可するFQDN]


サービスを再起動し、設定を読み込ませる。

/etc/init.d/gateone restart

参考


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