目次

概要

ISC DHSP Serverのインストール手順。

環境情報

OSCentOS release 6.7Linux version 2.6.32-573.18.1.el6.x86_64
DHCP4.1.1dhcp-4.1.1-49.P1.el6.centos.x86_64

インストール手順

パッケージインストール

以下の順番でインストールを行う。

yum install dhcpd

設定ファイルの作成

サンプルの設定ファイルを元に動作設定を行う。

cp /usr/share/doc/dhcp-4.1.1/dhcpd.conf.sample 
/etc/dhcp/dhcpd.conf


設定の内容は後述を参照

ログ出力の設定

サンプルの設定ではsyslogのlocal7にログを出力する設定となっており、messagesの中に出力される。
管理上不便であるため、local6に変更した上で、専用のログファイルを準備する。

mkdir /var/log/dhcpd
vi /etc/rsyslog.conf
  • /etc/rsyslog.conf 【追記】# Save DHCPd to dhcpd.log 【追記】local6.* /var/log/dhcpd/dhcpd.log

起動

以下のコマンドにてサーバを起動させる。

/etc/init.d/gateone start


起動すると以下のプロセスが常駐する。

python /opt/gateone/gateone.py --pid_file=/var/run/gateone.pid


OS起動時の自動起動を行う場合は以下の設定を行う。

chkconfig gateone on

アクセス方法

Webブラウザより以下のURLにアクセスする。

https://[Server IP]

エラー対処

起動しない

必要なコンポーネントが不足していると、起動スクリプトは正常終了するがプロセスが起動しない事象が発生する。
切り分け方法として、GateOne Serverを手動起動することで確認できる。

  • 手動起動方法
    # python /opt/gateone/gateone.py --pid_file=/var/run/gateone.pid

アクセスできない

ブラウザからアクセスした際にソケットにアクセスできない旨のエラーが延々出続ける事象が発生することがある。
これは設定に記述されたURLとは異なるFQDNからGateOneにアクセスした際に発生する。
対処として、server.confにアクセスを許可するFQDNを追記することで解消できる。

  • /opt/gateone/server.conf
    [変更前] origins = "http://localhost;https://localhost;http://127.0.0.1;https://127.0.0.1
    [変更後] origins = "http://localhost;https://localhost;http://127.0.0.1;https://127.0.0.1;[許可するFQDN]


サービスを再起動し、設定を読み込ませる。

/etc/init.d/gateone restart

参考


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