グローバルアドレスの割当

機器の稼動上必要となるグローバルアドレスの割当はWAN側の口に対しての1つのみとなる。

DMZポートへのアドレス割当

DMZ(OPT)ポートへグローバルIPを割り当てるには、割り当てるアドレスは
WANポートに割り当てたアドレスと同セグメントである必要がある。

例.
WAN側 222.230.146.187(/26)
DMZ側 222.230.146.128(/29)

上記の場合はWAN側のセグメント(222.230.146.128〜191)にDMZアドレスが含まれるため、
割り当てることが可能である。

例.
WAN側 222.230.146.187(/27)
DMZ側 222.230.146.128(/29)

上記の場合はWAN側セグメント(222.230.146.160〜191)にDMZアドレスが含まれないため、
割り当てることができない。

1対1NATの設定

  • アドレスの割り当て
    1対1NAT機能を使用することにより特定のグローバルIPとプライベートIPを静的に紐付けることが可能となる。
    グローバルIPとプライベートIPは1対1で割り当てることも、レンジで割り当てることも可能である。
    この際に、紐付け対象となるグローバルIPアドレスには下記の制約が発生する。
WANポートに割り当てたグローバルIPではないこと
OPT(DMZ)ポートに割り当てたグローバルIPではないこと
  • ACLの設定
    1対1NATで紐付けをしたプライベートIPに対して外部よりのアクセスを許すには、適正なACLを設定する必要がある。

設定例.
グローバルIP(222.333.444.555)とプライベートIP(192.168.1.10)を1対1NATで紐付け、HTTPへのアクセス許可を与える場合には下記のACLを設定する。

動作許可
サービスHTTP
送信元:インターフェイスWAN
送信元:開始アドレス222.333.444.555
送信元:終了アドレス-
送信先:インターフェイスLAN
送信先:開始アドレス192.168.1.10
送信先:終了アドレス-

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