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目次~
#contents
*概要 [#f5e60aa7]
CentOS(5.x、6.x、7.x)にてインターフェイスにタグVLANを設定する手順。~


*手順 [#t2fb65f5]
*設定手順 [#t2fb65f5]
**VLANの有効化 [#u8ff2230]
''/etc/sysconfig/network''に以下の設定を行い、VLANを有効化する。~
~
 VLAN=yes
 VLAN_NAME_TYPE=DEV_PLUS_VID_NO_PAD
~
''VLAN_NAME_TYPE''はVLAN名の記述書式を定義しており、設定値は以下となる。~
|BGCOLOR(#CCCCCC):設定値|BGCOLOR(#CCCCCC):表記|
|VLAN_PLUS_VID|vlan0100|
|VLAN_PLUS_VID_NO_PAD|vlan100|
|DEV_PLUS_VID|eth0.0100|
|DEV_PLUS_VID_NO_PAD|eth0.100|
~
**インターフェイスの設定 [#b451a185]
以下は''eth0''に''VLAN 100''を付与場合の設定例。

***物理インターフェイスの設定 [#k3f49af0]
''/etc/sysconfig/network-scripts''配下のインターフェイス設定ファイルに以下の内容を設定する。

**物理インターフェイスの設定 [#k3f49af0]
-ifcfg-eth0
 DEVICE=eth0
 BOOTPROTO=none
 ONBOOT=yes
 TYPE=Ethernet
 HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx
~
|BGCOLOR(#CCCCCC):設定項目|BGCOLOR(#CCCCCC):備考|
|DEVICE|インターフェイスのデバイス名を指定|
|BOOTPROTO|''none''に設定することで、アドレスを付与しないでインターフェイスを起動する|
|ONBOOT|自動起動を有効化|
|TYPE|インターフェイスのタイプを指定|
|HWADDR|インターフェイスのMACアドレスを指定。CentOS 5.x系では起動タイミングでインターフェイスがずれる事象が発生することがあるため設定を入れておくこと。(CentOS 6.x以降はudevにて制御できるため、記載しなくても問題はない)|


**VLANインターフェイスの設定 [#sac95f7b]
***VLANインターフェイスの設定 [#sac95f7b]
''/etc/sysconfig/network-scripts''配下にVLANとIPアドレスの設定ファイルを作成する。~
ファイル名はVLAN IDと連動しているため、他の名称に変更することはできない。~
下記の事例では、VLAN 100をeth0に割り当て、172.16.2.250/16のアドレスを付与している。~

-ifcfg-vlan100
 DEVICE=vlan100
 BOOTPROTO=statics
 PHYSDEV=eth0
 IPADDR=172.16.2.250
 NETMASK=255.255.0.0
 NETWORK=172.16.0.0
 ONBOOT=yes
~
|BGCOLOR(#CCCCCC):設定項目|BGCOLOR(#CCCCCC):備考|
|DEVICE|VLANインターフェイスを指定|
|BOOTPROTO|''statics''を指定|
|PHYSDEV|VLANを付与するインターフェイス名を指定|
|IPADDR|インターフェイスに付与するIPアドレスを指定|
|NETMASK|インターフェイスに付与するIPアドレスのマスクを指定|
|NETWORK|インターフェイスに付与するIPアドレスのネットワークアドレスを指定|
|ONBOOT|自動起動を有効化|


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