VMware監視(ZABBIX 2.2) のバックアップ(No.2)
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- 1 (2013-10-19 (土) 21:45:37)
- 2 (2013-10-19 (土) 22:18:50)
目次
概要 †
ZABBIX 2.2(2.1.7)以降にはVMware監視の機能が実装されている。
ZABBIX Serverに専用のプロセス(VMwareCollector)が実装され、シンプルチェックとローレベルディスカバリ(LLD)の組み合わせにより、vCenter配下のHypervisor、Virtual Machineを監視対象として登録することかできる。
当ページの執筆段階(2013年10月)ではZABBIX 2.2はリリースされておらず、ZABBIX 2.1.7を用いて試験している。
設定 †
ZABBIX Serverに以下の設定を行い、サービスの再起動を行う。
プロセス数、キャッシュサイズの妥当値が分からないため、適当に設定している。
- zabbix_server.conf
StartVMwareCollectors=5 VMwareFrequency=60 VMwareCacheSize=32M
監視テンプレート †
以下のテンプレートが追加されている。
Template Virt VMware | vCenter用テンプレート |
Template Virt VMware Guest | 仮想マシン用テンプレート |
Template Virt VMware Hypervisor | Hypervisor(ESX/ESXi)用テンプレート |
ホスト登録 †
vCenterのみホスト登録を行い、vCenter配下のHypervisor及び仮想マシンはLLDにより自動的に登録される。
- ホスト設定
ホスト名 任意の名称 エージェントのインターフェース vCenterのIPアドレス テンプレート Template Virt VMware
テンプレートにて必要となる以下のマクロをホストに登録する。
- ホスト設定(マクロ)
{$USERNAME} vCenterにアクセスするユーザ名 {$PASSWORD} 同上のパスワード {$URL} vCenterのSDKにアクセスするためのURL
- ホスト設定(マクロ:設定例)
{$USERNAME} root {$PASSWORD} 【PASSWORD】 {$URL} https://【vCenterのIP Address】/sdk
vCenter配下のホスト登録 †
vCenter配下のホストは自動的に登録される。
登録されたホストは以下のホストグループ内に収容される。
Hypervisors | Hypervisor用グループ |
Virtual machines | 仮想マシン用グループ |
(vm) | 仮想マシン用グループ |
Hypervisor名のグループ | Hypervisor配下の仮想マシン用グループ |
vCenterホストを起点に登録されたHypervisorと仮想マシンの例。