WSUS 3.0 クライアント設定手順

WSUSクライアントの設定

WSUS 3.0では、Windows OSに標準で装備されている自動更新をWSUSクライアントとして利用する。それには、グループ・ポリシーを使ってクライアントPC上の自動更新がデフォルトのMicrosoft UpdateサイトではなくWSUSサーバを参照するように設定する必要がある。

グループ・ポリシーの編集手順

ワークグループ環境でもドメイン環境でも利用できる、ローカル・グループ・ポリシーを編集する手順の解説

  • 1. グループポリシーエディタの起動
    管理者としてログオンし、[スタート]−[ファイル名を指定して実行]で「Gpedit.msc」コマンドを実行
  • 2. Windows Update関連設定
    [グループ ポリシー オブジェクト エディタ](GPOエディタ)の左ペインで、[コンピュータの構成]−[管理用テンプレート]−[Windows コンポーネント]−[Windows Update]を開く
  • 3. 自動更新の設定
    GPOエディタの右ペインで、[自動更新を構成する]ポリシーのプロパティを開いて、このポリシーを有効にする。
    パッチを指定日時に無人インストールするには、[自動更新の構成]ドロップダウン・リストで[4 - 自動ダウンロードしインストール日時を指定]を選択しよう。[2 - ダウンロードとインストールを通知]や[3 - 自動ダウンロードしインストールを通知]を選択すると、スケジュールの設定は無効になり、管理者ユーザーがクライアントPCにログオンして、ダウンロードやインストールを実行するように指示する必要がある。自動更新のバージョンによっては[5 - ローカルの管理者の設定選択を許可]を選ぶことができる。このオプションは、クライアントPCの管理者ユーザーが、コントロール・パネルの[自動更新]で自由にオプションを設定できる。

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