WSUS3.0 クライアント設定 のバックアップ(No.2)
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- 1 (2008-09-29 (月) 17:24:17)
- 2 (2008-09-29 (月) 17:28:55)
- 3 (2008-11-12 (水) 10:39:58)
WSUS 3.0 クライアント設定手順 †
WSUSクライアントの設定 †
WSUS 3.0では、Windows OSに標準で装備されている自動更新をWSUSクライアントとして利用する。それには、グループ・ポリシーを使ってクライアントPC上の自動更新がデフォルトのMicrosoft UpdateサイトではなくWSUSサーバを参照するように設定する必要がある。
グループ・ポリシーの編集手順 †
ワークグループ環境でもドメイン環境でも利用できる、ローカル・グループ・ポリシーを編集する手順の解説
- 1. グループポリシーエディタの起動
管理者としてログオンし、[スタート]−[ファイル名を指定して実行]で「Gpedit.msc」コマンドを実行
- 2. Windows Update関連設定
[グループ ポリシー オブジェクト エディタ](GPOエディタ)の左ペインで、[コンピュータの構成]−[管理用テンプレート]−[Windows コンポーネント]−[Windows Update]を開く
- 3. 自動更新の設定
GPOエディタの右ペインで、[自動更新を構成する]ポリシーのプロパティを開いて、このポリシーを有効にする。
パッチを指定日時に無人インストールするには、[自動更新の構成]ドロップダウン・リストで[4 - 自動ダウンロードしインストール日時を指定]を選択しよう。[2 - ダウンロードとインストールを通知]や[3 - 自動ダウンロードしインストールを通知]を選択すると、スケジュールの設定は無効になり、管理者ユーザーがクライアントPCにログオンして、ダウンロードやインストールを実行するように指示する必要がある。自動更新のバージョンによっては[5 - ローカルの管理者の設定選択を許可]を選ぶことができる。このオプションは、クライアントPCの管理者ユーザーが、コントロール・パネルの[自動更新]で自由にオプションを設定できる。
- 4. WSUSサーバのURLを指定 GPOエディタの右ペインで、[イントラネットの Microsoft 更新サービスの場所を指定する]ポリシーのプロパティを開いて、このポリシーを有効にする。エディット・ボックスは2つあるが、どちらもWSUSサーバのインストール時に表示されたURLを「http://<WSUSサーバ名>/」形式で入力する。「WSUSサーバ名」は、コンピュータ名、ホスト名、完全修飾ドメイン名(FQDN)、IPアドレスのいずれでもよい。TCPポートの80番以外のWebサイトを参照するには、「http://<WSUSサーバ名>:<ポート番号>/」と入力
管理用PCへのWSUS管理コンソールのインストール †
WSUSサーバには自動的にWSUS管理コンソールもインストールされるが、別途用意した管理用PCからWSUSサーバをリモート管理したい場合は、まず次の手順でWSUS管理コンソールをインストールする。
- 1. 必要ライブラリの導入
.NET Framework 2.0、MMC 3.0、Report Viewer 2005を順にインストールする。Windows Vistaでは、.NET Framework 2.0とMMC 3.0のインストールは不要だ。また、SP2を適用済みのWindows Server 2003では、MMC 3.0をインストールする必要はない。
- 2. WSUSインストーラの起動
管理用PCのWindows OSのアーキテクチャに応じて、「WSUS3Setupx86.exe」(32bit版)または「WSUS3Setupx64.exe」(64bit版)を実行する。
- 3. 管理コンソールのインストール
[インストール モードの選択]画面で、[管理コンソールのみ]オプションを選択する(以下の画面)。これ以降のウィザード画面では入力や選択はないので[次へ]ボタンをどんどんクリックして完了しよう。
これでWSUS管理コンソールはインストールされたので、次にWSUS管理コンソールから管理対象のWSUSサーバへ接続する。その際、WSUSサーバの管理者権限を持たないユーザー・アカウントを利用する場合は、あらかじめWSUSサーバの[WSUS Administrators]グループにそのユーザー・アカウントを加えておこう。
- 1. 管理ツール起動
WSUSサーバの管理者かあるいは[WSUS Administrators]グループに登録されているユーザー・アカウントで管理用PCにログオンして、[管理ツール]−[Microsoft Windows Server Update Services 3.0]を開く。
- 2. WSUSサーバへ接続
左ペインで[Update Services]を右クリックして、[サーバーに接続]を実行する
参考資料 †
- これから始めるWSUS 3.0入門
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/operation/wsus3_01/wsus3_01_06.html