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 *目次 [#rbc94a8d]
#Contents
*サービス監視 [#l0792540]
**特定のポートを監視する [#g1cad7b6]
アイテム設定にて以下の要領で設定を行う。
**ping監視 [#ja3942e6]

|タイプ|ZABBIXエージェント|
|キー|net.tcp.service[<Protocol>,<IP Address>,<Port>]|
|データ型|数値(整数)|
***fping設定 [#m881a9a8]
ZABBIXのping監視はfpingを使用する。~
RPMパッケージでfpingを導入後、root以外のユーザからfpingを実行できるようにパーミッションを変更する。

キーの必須項目は<Protocol>のみで、他は必要に応じて設定を行う。
 chmod 755 /usr/sbin/fping

-例(NTP)~
 net.tcp.service[udp,,123]
***ping監視の実行間隔 [#o71679fe]
WebUIからの実行間隔設定は無視されるため、ZABBIXサーバの設定ファイル(/etc/zabbix/zabbix_server.conf)の以下の設定で実行秒数を指定する。

-例(SWAT)~
 net.tcp.service[tcp,,901]
 PingerFrequency = 60

-例(VMware-MUI)
 net.tcp.service[tcp,,8333]
***ping監視用トリガー設定 [#va939b74]
-5分で応答がない場合にアラートを上げる。(300秒間の返値の平均が0の場合)
|書式|{%HOST%:icmpping.avg(300)}=0|

*アクション [#xbfa404f]
**リモートコマンド設定 [#l44f5b34]
障害発生時に自動実行させるコマンドの設定。~
設定はzabbix-agend、sudo、zabbixサーバの三箇所に行う。~

***Agent側の設定 [#q9f7a8a4]
-リモートコマンドの有効化~
初期設定状態ではリモートコマンド機能は無効に設定されている。~
/etc/zabbix/zabbix-agent.confの下記行のコメントアウトを外すことで、リモートコマンドを有効化できる。
 EnableRemoteCommands=1
設定を反映させるため、zabbix-agentdを再起動する。
 /etc/init.d/zabbix-agentd restart

-sudoの設定~
zabbix-agentdの実行ユーザにてコマンドを実行できるようにsudoの設定を行う。~
 # visudo
実行するコマンドに合わせて以下の設定を行う。
 zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/sshd      # sshの起動・停止を行う場合
 zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/vsftpd    # vsftpの起動・停止を行う場合
 zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/apachectl # apacheの起動・停止を行う場合

***ZABBIXサーバ側の設定 [#c262851f]
ZABBIXサーバのWebインターフェイスから以下の設定を行う。~
管理アカウントにてログイン後、[設定]→[アクション]を開き、[アクションの作成]を押す。~
 [名前]:任意の名称を設定
 [イベントソース]:トリガーを設定
 [計算タイプ]:コンディションの演算子指定(and/or、or、and)
 [コンディション]:動作条件の設定(*後述)
 [オペレーション]:動作内容の設定(*後述)
 [ステータス]:アクションの有効/無効

-コンディション設定
サービスの再起動を行う場合は以下のコンディションを設定する。(sshd停止時に再起動する場合)
 トリガー = "Sshd is not running on Host"
 トリガーの深刻度 = "軽度の障害"

-オペレーション設定
サービス起動コマンドの指定は以下の書式にて行う。~
 [HOST]:sudo /etc/init.d/sshd start

ZABBIX 1.4では空白を含むホスト名を指定するとエラーとなる。(2008.11.05)


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