*目次 [#rbc94a8d]

サービス監視

特定のポートを監視する

アイテム設定にて以下の要領で設定を行う。

タイプZABBIXエージェント
キーnet.tcp.service[<Protocol>,<IP Address>,<Port>]
データ型数値(整数)

キーの必須項目は<Protocol>のみで、他は必要に応じて設定を行う。

  • 例(NTP)
    net.tcp.service[udp,,123]
  • 例(SWAT)
    net.tcp.service[tcp,,901]
  • 例(VMware-MUI)
    net.tcp.service[tcp,,8333]

アクション

リモートコマンド設定

障害発生時に自動実行させるコマンドの設定。
設定はzabbix-agend、sudo、zabbixサーバの三箇所に行う。

Agent側の設定

  • リモートコマンドの有効化
    初期設定状態ではリモートコマンド機能は無効に設定されている。
    /etc/zabbix/zabbix-agent.confの下記行のコメントアウトを外すことで、リモートコマンドを有効化できる。
    EnableRemoteCommands=1
    設定を反映させるため、zabbix-agentdを再起動する。
    /etc/init.d/zabbix-agentd restart
  • sudoの設定
    zabbix-agentdの実行ユーザにてコマンドを実行できるようにsudoの設定を行う。
    # visudo
    実行するコマンドに合わせて以下の設定を行う。
    zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/sshd      # sshの起動・停止を行う場合
    zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/vsftpd    # vsftpの起動・停止を行う場合
    zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/apachectl # apacheの起動・停止を行う場合

ZABBIXサーバ側の設定

ZABBIXサーバのWebインターフェイスから以下の設定を行う。
管理アカウントにてログイン後、[設定]→[アクション]を開き、[アクションの作成]を押す。

[名前]:任意の名称を設定
[イベントソース]:トリガーを設定
[計算タイプ]:コンディションの演算子指定(and/or、or、and)
[コンディション]:動作条件の設定(*後述)
[オペレーション]:動作内容の設定(*後述)
[ステータス]:アクションの有効/無効
  • コンディション設定 サービスの再起動を行う場合は以下のコンディションを設定する。(sshd停止時に再起動する場合)
    トリガー = "Sshd is not running on Host"
    トリガーの深刻度 = "軽度の障害"
  • オペレーション設定 サービス起動コマンドの指定は以下の書式にて行う。
    [HOST]:sudo /etc/init.d/sshd start

ZABBIX 1.4では空白を含むホスト名を指定するとエラーとなる。(2008.11.05)

Windowsのイベントログ監視

http://www.zabbix.com/wiki/doku.php?id=howto:monitoringwindows


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