vncserverの使用方法 のバックアップ(No.5)
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vncserverの使用方法 †
概要 †
本手順書ではLinuxサーバのデスクトップをWindowsのVNCクライアントで表示するための手順を説明する。
VNCによるデスクトップ転送を行うには下記のパッケージが必要となる。
- Linux VNCサーバ側
vnc-server VNC Serverデーモン RPMパッケージにて導入(必須) X Window System GUI環境 RPMパッケージにて導入(必須) xfs(X Window Font Service) X上での日本語表示に使用 RPMパッケージにて導入 GNOME デスクトップ環境 GNOMEデスクトップ用モジュール RPMパッケージにて導入
- Windows VNCクライアント側
VNC Viewer VNCクライアントプログラム RealVNC等のパッケージより入手
起動/停止手順 †
初期設定が完了している状態であれば、リモート接続を行いたいユーザにて下記のコマンドを実行することでVNCが起動する。
- VNCServer起動
下記のコマンドにより起動する。
ディスプレイナンバーは自動的に割り当てられる。
# vncserver New 'hogehoge.com:1 (root)' desktop is hogehoge.com:1 Starting applications specified in /root/.vnc/xstartup Log file is /root/.vnc/hogehoge.com:1.log
- VNCServer停止
停止には停止させるディスプレイナンバーの指定が必要である。
稼動中のプロセスをから停止させるセッションのディスプレイナンバーを確認する。
vncserver -kill [ディスプレイナンバー]
# vncserver -kill :1 Killing Xvnc process ID 4869
- VNCServerの稼動確認
VNCのプロセスを確認する。
ディスプレイナンバーや起動中の設定はプロセスより確認が可能である。
# ps ax | grep vnc 4869 pts/0 S 0:00 Xvnc :1 -desktop hogehoge.com:1 (root) -httpd /usr/share/vnc/classes -auth /root/.Xauthority -geometry 1024x768 -depth 16 -rfbwait 30000 -rfbauth /root/.vnc/passwd -rfbport 5901 -pn 4873 pts/0 S 0:00 vncconfig -iconic
GNOMEデスクトップの使用方法 †
インストール直後のデスクトップマネージャはtwmである。
GNOMEデスクトップを使用するにはVNCServerの動作設定を行う必要がある。
設定ファイル:[ホームディレクトリ]/.vnc/xstartup
設定ファイルの末尾に記載されたtwmをコメントアウトし、GNOMEデスクトップ起動の設定を追加する。
/.vnc/xstartup
#!/bin/sh # Uncomment the following two lines for normal desktop: # unset SESSION_MANAGER # exec /etc/X11/xinit/xinitrc [ -x /etc/vnc/xstartup ] && exec /etc/vnc/xstartup [ -r $HOME/.Xresources ] && xrdb $HOME/.Xresources xsetroot -solid grey vncconfig -iconic & xterm -geometry 80x24+10+10 -ls -title "$VNCDESKTOP Desktop" & #twm & ■コメントアウト exec gnome-session & ■追記