目次
#contents
**リモートコマンド設定 [#l44f5b34]
障害発生時に自動実行させるコマンドの設定。~
設定はzabbix-agend、sudo、zabbixサーバの三箇所に行う。~
***''監視対象側の設定'' [#q9f7a8a4]
-リモートコマンドの有効化~
初期設定状態ではリモートコマンド機能は無効に設定されている。~
/etc/zabbix/zabbix-agent.confの下記行のコメントアウトを外すことで、リモートコマンドを有効化できる。~
EnableRemoteCommands=1
設定を反映させるため、zabbix-agentdを再起動する。~
/etc/init.d/zabbix-agentd restart
-sudoの設定~
zabbix-agentdの実行ユーザにてコマンドを実行できるようにsudoの設定を行う。~
# visudo
実行するコマンドに合わせて以下の設定を行う。
zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/sshd # sshの起動・停止を行う場合
zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/vsftpd # vsftpの起動・停止を行う場合
zabbix localhost=(root) NOPASSWD:/etc/init.d/apachectl # apacheの起動・停止を行う場合
***ZABBIXサーバ側の設定 [#c262851f]
***''ZABBIXサーバ側の設定'' [#c262851f]
ZABBIXサーバのWebインターフェイスから以下の設定を行う。~
管理アカウントにてログイン後、[設定]→[アクション]を開き、[アクションの作成]を押す。~
[名前]:任意の名称を設定
[イベントソース]:トリガーを設定
[計算タイプ]:コンディションの演算子指定(and/or、or、and)
[コンディション]:動作条件の設定(*後述)
[オペレーション]:動作内容の設定(*後述)
[ステータス]:アクションの有効/無効
-コンディション設定
-コンディション設定~
サービスの再起動を行う場合は以下のコンディションを設定する。(sshd停止時に再起動する場合)
トリガー = "Sshd is not running on Host"
トリガーの深刻度 = "軽度の障害"
-オペレーション設定
-オペレーション設定~
サービス起動コマンドの指定は以下の書式にて行う。~
[HOST]:sudo /etc/init.d/sshd start
ZABBIX 1.4では空白を含むホスト名を指定するとエラーとなる。(2008.11.05)