*エラー時の対応 [#l42c44c9]
#Contents
**ログインできない(設定ファイルの不足) [#cc47bb61]
chrootリストなどのファイルが所定の場所に無い場合はログインができなくなります。~
コマンドラインからログインを行うことでエラー内容を確認できます。
エラー例:500 OOPS: could not open chroot() list file:/etc/vsftpd.chroot_list
不足している設定ファイルを作成することで解消できます。
**KERBEROS認証エラー [#ddc4db6c]
KERBEROS認証がインストールされているシステムでは以下のエラーが出る場合があります。~
これは、vsftpdの呼び出し先のパスとして/usr/kerberos/bin/が優先されてしまうことによる問題です。
530 Please login with USER and PASS.
530 Please login with USER and PASS.
KERBEROS_V4 rejected as an authentication type
/etc/profileなどで/usr/kerberos/bin/が優先されないように環境変数PATHを変更します。(KERBEROS認証が不要な場合)~
export PATH=/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/local/bin:/usr/local/sbin:$PATH
などの設定で環境変数PATHの優先順位を変更できます。