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ZABBIX 2.2(2.1.7)以降にはVMware監視の機能が実装されている。
ZABBIX Serverに専用のプロセス(VMwareCollector)が実装され、シンプルチェックとローレベルディスカバリ(LLD)の組み合わせにより、vCenter配下のHypervisor、Virtual Machineを監視対象として登録することかできる。
監視の動作原理は、専用のプロセス(VMwareCollector)にてvCenter(またはESXi)よりAPI経由で指定間隔(VMwareFrequency)で情報を一括取得してメモリ(VMwareCache)上に格納し、格納された情報から各アイテムが値を収集する方式である。
このため、監視対象のvCneter(またはESXi)へのアクセスは最小限に抑える構造となっている。
ZABBIX Serverに以下の設定を行い、サービスの再起動を行う。
プロセス数、キャッシュサイズの妥当値が分からないため、適当に設定している。
| 項目 | 初期値 | 内容 |
| StartVMwareCollectors | 0 | VMware監視を行うプロセス起動数。VMware監視を使用するには"1"以上の値を設定(vCenter 1台につき1プロセス程度見ておけば良いと推定される) |
| VMwareFrequency | 60 | vCenterから情報を収集する間隔の設定。監視項目の最小監視間隔以下に設定する。(初期値でも問題はないと思われる) |
| VMwareCacheSize | 8 | vCenterから収集したデータを蓄積するメモリサイズ。監視対象の規模により値を調整する必要がある。 |
以下のテンプレートが追加されている。
| Template Virt VMware | vCenter用テンプレート |
| Template Virt VMware Guest | 仮想マシン用テンプレート |
| Template Virt VMware Hypervisor | Hypervisor(ESX/ESXi)用テンプレート |
vCenterのみホスト登録を行い、vCenter配下のHypervisor及び仮想マシンはLLDにより自動的に登録される。
| ホスト名 | 任意の名称 |
| エージェントのインターフェース | vCenterのIPアドレス |
| テンプレート | Template Virt VMware |
テンプレートにて必要となる以下のマクロをホストに登録する。
| {$USERNAME} | vCenterにアクセスするユーザ名 |
| {$PASSWORD} | 同上のパスワード |
| {$URL} | vCenterのSDKにアクセスするためのURL |
| {$USERNAME} | root |
| {$PASSWORD} | 【PASSWORD】 |
| {$URL} | https://【vCenterのIP Address】/sdk |
vCenter配下のホストは自動的に登録される。
登録されたホストは以下のホストグループ内に収容される。
| Hypervisors | Hypervisor用グループ |
| Virtual machines | 仮想マシン用グループ |
| (vm) | 仮想マシン用グループ |
| Hypervisor名のグループ | Hypervisor配下の仮想マシン用グループ |
vCenterホストを起点に登録されたHypervisorと仮想マシンの例。