送信メールのFromアドレスエンベロープ中のReturn-Pathを変更する
http://extstrg.asabiya.net/pukiwiki/index.php?%C1%F7%BF%AE%A5%E1%A1%BC%A5%EB%A4%CEFrom%A5%A2%A5%C9%A5%EC%A5%B9%A5%A8%A5%F3%A5%D9%A5%ED%A1%BC%A5%D7%C3%E6%A4%CEReturn-Path%A4%F2%CA%D1%B9%B9%A4%B9%A4%EBsendmail 送信メールのFromアドレス、エンベロープ中のReturn-Pathを変更する †
sendmailを用いると、標準設定では送信したメールのFromアドレスは
user@host.domain.ac.jp
のようになってしまいます。これを
user@domain.ac.jp
のようにしたい場合は、/etc/mail/freebsd.mcに以下の行を加えてsendmail.cfを作成します。
FEATURE(`masquerade_envelope') FEATURE(`masquerade_entire_domain') MASQUERADE_AS(`domain.ac.jp')
masqueradeは、書き換えを意味します。
MASQUERADE_AS(`domain.ac.jp')
書き換えを行うことを指示するとともに、書き換え先がdomain.ac.jpであることを指定します。
FEATURE(`masquerade_envelope')
メールのエンベロープのホスト名を書き換えることを指定します。
FEATURE(`masquerade_entire_domain')
domain.ac.jp以下のホスト名について全て書き換えを行うことを指示します。
この結果、host.domain.ac.jpからsendmailを用いて送出したメールは、 From:, Return-Path: などのフィールドがdomain.ac.jpに自動的に書き換えられます。メールを受信した人にホスト名などの不要な情報を見せずに済みます。
なお、このようにReturn-Path:を書き換えたメールに対して返信されたメールは、宛先がuser@domain.ac.jpとなって送られて来ます。 user@domain.ac.jp宛のメールが正しく受信できるように自分のドメインのDNSと、メールホストを正しく設定しておく必要があります。
ドメインdomain.ac.jp宛てのメールを受け取るようにするには、
LOCAL_DOMAIN(`domain.ac.jp')
を追加します。
Last-modified: 2007-12-27 (木) 02:03:54 (5965d)