Realtek NICドライバ導入(RTL8168C/8111C用)
http://extstrg.asabiya.net/pukiwiki/index.php?Realtek%20NIC%A5%C9%A5%E9%A5%A4%A5%D0%C6%B3%C6%FE%28RTL8168C%2F8111C%CD%D1%29概要 †
Realtek社のデバイスドライバはソースコードの配布が行われている。
このため、Realtek社サイトよりソースコードをダウンロードし、使用する環境に合わせてコンパイルして使用する。
CentOS5などの一部OSではRTL8111をRTL8169として認識し、不適切なドライバが組込まれる事がある。
このドライバが組込まれると接続が安定しない・インターフェイスの初期化に失敗するなどの問題が発生するため、下記の手順にてメーカー製のドライバと差し替える必要がある。
- ドライバ配布元
http://www.realtek.com.tw/downloads/
ネットワーク向けIC → Network Interface Controllers → 10/100/1000M Gigabit Ethernet → PCI Express → Software → Unix (Linux)Linux driver for kernel 2.6.x and 2.4.x (Support x86 and x64)
動作環境 †
- CentOS5.0 x86-32bit
マザーボード:GIGABYTE GA-MA78G-DS3H NICコントローラ:RTL8111 ドライババージョン:8.006.00
導入手順 †
基本的な導入手順はソースコード添付のREADMEファイルを参照すること。
- 組込み済みドライバの確認(通常は不要だが組込まれていた場合は削除)
lsmod | grep r8169 rmmod r8169
- コンパイル・インストール
tar xfv r8168-8.006.00.tar cd r8168-8.006.00 make clean modules make install depmod -a insmod ./src/r8168.ko
- 確認
lsmod | grep r8168 ifconfig -a
以上の手順でドライバの組込みは完了する。
NIC設定ファイルを生成し、ネットワークを再起動する。
Last-modified: 2008-09-04 (木) 12:41:50 (5675d)