WindowsXPの時刻合わせ設定手順

WindowsXPは標準でNTPを参照する時刻合わせ機能を持っている。
このため、適切な参照先サーバを設定することで時刻同期が可能である。
ActiveDirectoryを使用したドメイン環境化では自動的に時刻同期が行われるため、特別設定を行う必要は無い。

  • 設定
    1. タスクトレイの時刻をダブルクリックし[日付と時刻のプロパティ]を表示させる
    2. [インターネット時刻]のタブを選択(ActiveDirectoryを使用している環境では表示されない)
    3. [自動的にインターネット時刻サーバと同期する]にチェックを入れる
    4. [サーバー]欄にNTPサーバのアドレスを設定

同期タイミングの調整

WindowsXPの時刻同期タイミングは初期値で7日に1回となっている。
この設定では信頼性が低いため、頻度を上げる場合にはレジストリの修正が必要となる。

  • 設定
    項目内容
    キーHKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient
    値の名前SpecialPollInterval
    REG_DWORD
    値の内容ポーリング・インターバル(秒)。デフォルトでは「604800秒(7日)」になっている。例えば12時間にするなら「43200(=60×60×12)」を入力する。
  • レジストリの設定値
    SNTPサーバとの同期間隔(ポーリング・インターバル)を変更するには、SpecialPollIntervalにポーリングの間隔(秒数)を入力する。

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