**概要 [#nae1cf47]
Realtek社のデバイスドライバはソースコードの配布が行われている。~
このため、Realtek社サイトよりソースコードをダウンロードし、使用する環境に合わせてコンパイルして使用する。~

CentOS5などの一部OSではRTL8111をRTL8169として認識し、不適切なドライバが組込まれる事がある。~
このドライバが組込まれると接続が安定しない・インターフェイスの初期化に失敗するなどの問題が発生するため、下記の手順にてメーカー製のドライバと差し替える必要がある。


-ドライバ配布元~
http://www.realtek.com.tw/downloads/~
ネットワーク向けIC → Network Interface Controllers → 10/100/1000M Gigabit Ethernet → PCI Express → Software → Unix (Linux)Linux driver for kernel 2.6.x and 2.4.x (Support x86 and x64)

**動作環境 [#d3d28149]
-CentOS5.0 x86-32bit
 マザーボード:GIGABYTE GA-MA78G-DS3H
 NICコントローラ:RTL8111
 ドライババージョン:8.006.00

**導入手順 [#ge9b522a]
基本的な導入手順はソースコード添付のREADMEファイルを参照すること。

-組込み済みドライバの確認(通常は不要だが組込まれていた場合は削除)
 lsmod | grep r8169
 rmmod r8169

-コンパイル・インストール~
 tar xfv r8168-8.006.00.tar
 cd r8168-8.006.00
 make clean modules
 make install
 depmod -a
 insmod ./src/r8168.ko

-確認
 lsmod | grep r8168
 ifconfig -a

以上の手順でドライバの組込みは完了する。~
NIC設定ファイルを生成し、ネットワークを再起動する。

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