OS設定状況の調査手順

OS基本設定関連

OSの確認

以下のコマンドにてOSタイプを確認できる。

uname

Linux

ディストリビューションの確認

以下の位置にディストリビューションのバージョンが表記されたファイルが保管されている。

Debian系

カーネルバージョン

以下のコマンドで出力される内容からOSタイプ/カーネルバージョンを読み取る

cat /proc/version 

Linux version 2.6.9-5.ELsmp (bhcompile@decompose.build.redhat.com) (gcc version 3.4.3 20041212 (Red Hat 3.4.3-9.EL4)) #1 SMP Wed Jan 5 19:30:39 EST 2005

上記の行から以下の内容が読み取れる

Linux 2.6系
kerner version 2.6.9-5
Enterprise Linux(ELと表記)
SMP対応(マルチCPU環境対応版カーネル)

OSごとの出力サンプルは補足資料参照

起動時のRunLevel

cat /etc/inittab 
例:ランレベル3で起動	id:3:initdefault:
例:ランレベル5で起動	id:5:initdefault:

SE Linuxの設定

SE Linuxの機能はLinux kernel 2.6系以降に追加された機能であるため、2.4系カーネルの場合は機能自体が存在しない。

cat /etc/selinux/config
enforcing	SE Linux ON  / 動作の抑制も行うモード
permissive SE Linux ON  / ログのみ取得するモード
disabled	SE Linux OFF / 機能無効

ブートローダー

LinuxのブートローダーはLILOかGRUBのどちらかが標準でインストールされる。

タイムゾーン

root権限で以下のコマンドを実行

setup

[Timezone configuration]の項を開くと現在設定されているタイムゾーンにカーソルが合わせられる

時刻合わせ設定

サーバの時刻合わせはNTPサーバを参照することで自動的に調整を行う。
動作原理は同じだが実装方法は多数存在するため、設定箇所は構築時の担当者に依存する。
以下代表的な設定方法の例

アカウント関連

rootパスワード

分かる人に聞きましょう:-)

ユーザアカウント

/etc/passwdファイルを参照する

cat /etc/passwd

root:x:0:0:root:/root:/bin/bash

各フィールドの意味は以下のとおり

アカウント名:パスワード:UID:GID:コメント:ホームディレクトリ:ログインシェル

グループ

/etc/groupファイルを参照する

cat /etc/group

root:x:0:root

各フィールドの意味は以下のとおり

グループ名:パスワード:GID:所属ユーザ

suコマンド実行の制限

suコマンドの実行をwheelグループに制限する設定

cat /etc/pam.d/su

以下の行のコメントが外れている場合はwheelグループのみsu可能(デフォルトではコメントアウトされている)

auth       required     /lib/security/$ISA/pam_wheel.so use_uid

パーティション関連

マウント済みパーティション

現在マウントされているパーティションはdfコマンドで確認する

df

Filesystem           1K-blocks      Used Available Use% Mounted on
/dev/sda3            283430812  61476900 207556460  23% /
/dev/sda1               972404     23176    899832   3% /boot
none                   1037404         0   1037404   0% /dev/shm

パーティション:ブロックサイズ:使用済み容量:総容量:使用率:マウントポイント

起動時のマウント設定

起動時にマウントされるパーティションは/etc/fstabに設定されている

cat /etc/fstab 

LABEL=/                 /                       ext3    defaults        1 1
LABEL=/boot             /boot                   ext3    defaults        1 2
コメント:マウントポイント:ファイルシステムタイプ:マウントオプション:ダンプ有無:起動時のfsck有無

ディスクの使用容量

システム全体での使用容量を確認するときはdfを使用する。
オプションを付けることで読解しやすい表記で表示することが可能。

df -k

Filesystem           1K-blocks      Used Available Use% Mounted on
/dev/sda3            283430812  61496704 207536656  23% /
/dev/sda1               972404     23176    899832   3% /boot
none                   1037404         0   1037404   0% /dev/shm
df -m

Filesystem           1M-blocks      Used Available Use% Mounted on
/dev/sda3               276788     60056    202673  23% /
/dev/sda1                  950        23       879   3% /boot
none                      1014         0      1014   0% /dev/shm
df -h

Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
/dev/sda3             271G   59G  198G  23% /
/dev/sda1             950M   23M  879M   3% /boot
none                 1014M     0 1014M   0% /dev/shm

ネットワーク関連

IPアドレスの確認

デフォルトゲートウェイの確認

DNSの確認

ルーティングの確認

デバイス関連

キーボードタイプ

root権限で以下のコマンドを実行

setup

[Keyboard configuration]の項を開くと現在設定されているキーボードタイプにカーソルが合わせられる

マウス設定

root権限で以下のコマンドを実行

setup

[Mouse configuration]の項を開くと現在設定されているキーボードタイプにカーソルが合わせられる

アプリケーション関連

サービスの起動設定

RPMにて導入したサービスの稼動状況は以下のコマンドで一覧表示が可能

chkconfig  --list

syslog          0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off
cups-config-daemon      0:off   1:off   2:off   3:off   4:on    5:off   6:off
mdmonitor       0:off   1:off   2:on    3:off   4:on    5:off   6:off
portmap         0:off   1:off   2:off   3:off   4:on    5:off   6:off
messagebus      0:off   1:off   2:off   3:off   4:on    5:off   6:off

ランレベル毎のON/OFF状況が表示される

補足資料

OSごとのカーネルバージョン表記


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Last-modified: 2025-03-16 (日) 23:20:06